【実飲レビュー】唐宋紹禮の手造り紹興酒4種類を徹底飲み比べ!3年・5年・10年の違いや加飯酒と花彫酒の差を比較
こんにちは!
これまでスーパーで購入できる銘柄を中心に試してきましたが、自分の紹興酒の好みをさらに深掘りするため、ネット通販で気になっていた「唐宋紹禮(とうそうしょうれい)」の手造り紹興酒4種類セットを購入しました。
「甘めの紹興酒が好き」「手頃な価格で色々な種類を試したい」という方には、画面越しにもおすすめしたくなるぴったりのセットです。
今回は、到着した4種類の概要や「加飯酒・花彫酒」の違いといった豆知識、そして実際に4種類すべてを飲み比べて分かった色・香り・味わいの本音レビューを丸ごと一挙にお届けします!
今回購入した「唐宋紹禮」手造り紹興酒4本
【画像置き場:ボトル4本が並んだ画像】

今回手に入れたのは、左から順に以下の4本です。
- 唐宋紹禮 手造り紹興酒 三年陳酒 加飯酒
- 唐宋紹禮 手造り紹興酒 三年陳酒 花雕酒(酒神ラベル)
- 唐宋紹禮 手造り紹興酒 五年陳酒 花雕酒(黄酒神ラベル)
- 唐宋紹禮 手造り紹興酒 十年陳酒 花雕酒
同じメーカーで「3年・5年・10年の熟成年数違い」と「加飯酒・花雕酒の製法違い」を同時に飲み比べできる非常に贅沢なセットです。
私自身、甘めのタイプが好みということもあり、仕込み時にもち米を贅沢に使う「熟成年数が若い加飯酒(3年)」に一番期待して飲み比べをスタートしました!
知っておきたい!「加飯酒」と「花彫酒」の違いとは?
比較に入る前に、今回のラインナップにある「加飯酒(かはんしゅ)と花彫酒(はなほりしゅ/かほりしゅ)って何が違うの?」という疑問を整理しておきます。
実はこの2つ、「製法(中身)の呼び名」か「由来・容器(見た目・格式)の呼び名」かという視点(軸)の違いなんです!
🍶 加飯酒(かはんしゅ)=「製法・味」の分類
通常よりも**「お米(もち米)を多く加えて(加飯)仕込んだお酒」**のことです。水分量が減り、もち米の持つコク・旨み・甘みがしっかりと引き出された濃厚な味わいになります。現在、日本で手に入る本格的な高品質紹興酒の多くはこの「加飯酒」の製法で造られています。
🏺 花彫酒(はなほりしゅ)=「由来・格式」の分類
古来中国で、娘が生まれた際に祝い酒として仕込んだ壺に**「綺麗な花や龍の彫刻(花彫)」**を施し、結婚するまで地中で大切に熟成させた風習に由来します。現代では転じて、**「熟成された高品質で縁起の良い高級紹興酒」**の代名詞として使われています。
💡 一言でまとめると!
「加飯酒」は中身の濃さや製法のこだわりを指し、「花彫酒」は祝い酒由来の高級感や熟成度合いを表す呼び名です。そのため、『加飯酒であり、かつ花彫酒でもある』という銘柄も多く存在します。
一括表示(裏ラベル)のスペック確認
【画像置き場:裏ラベルの画像】

商品の裏ラベルを確認すると、基本スペックは共通しています。
- 原産国: 中国・紹興
- 原材料: もち米・麦こうじ・鑑湖の清水
- 内容量: 640ml
- アルコール分: 約16~16.5%
原材料やアルコール分が統一されているからこそ、「加飯酒の手間」や「熟成年数」による純粋な味・色の違いをしっかり検証できます。
実際に4種類を飲み比べて分かった「色・香り・味わい」の違い
【画像置き場:グラスとボトルが並んだ画像】

さっそく4種類をそれぞれのグラスに注ぎ、じっくりと比較してみました!
① 色の違い:加飯酒は3年でも10年並みに濃い!
花彫酒同士で比較すると、「3年 → 5年 → 10年」と熟成年数が長くなるにつれて、徐々に色が濃くなっていくのが一目で分かります。
ここで面白かったのが「3年 加飯酒」です。仕込み時にもち米を贅沢に使用しているためか、3年熟成でありながら10年陳酒の花彫酒と同じくらい濃い琥珀色をしていました。
② 香りの違い:10年物は「醤油のような独特の香り」が長く続く
香りのアタックや余韻にも大きな差がありました。
- 10年陳酒: 醤油を思わせるような熟成由来の独特で深みのある香りが強く、後味まで長く残ります。
- 3年・5年: 香りの強さや余韻は比較的短めで、その分すっきりとした印象です。
③ 味わいの違い:熟成年数が若い「雑味」もまた旨い!
熟成年数が長くなるにつれて深みや重厚感が増しますが、実際に飲んでみると「若さゆえの様々な雑味やインパクト」が残る3年ものも非常に魅力的でした。
10年物のような長い余韻がなくても、「余韻が短く、色々な雑味が楽しめる3年熟成」で十分に美味しいというのが素直な感想です。特に期待していた「3年 加飯酒」は、甘みとコクのバランスが良く、自分好みの味わいでした!
まとめ:熟成年数や製法で選ぶ楽しさを発見!
一般的には「紹興酒は熟成年数が長いほど上質で良い」と思われがちですが、実際に4種類を同時に飲み比べてみると、必ずしも「長ければ長いほど良い」というわけではないことが分かりました。
- 3年・5年もの: 若い年数ならではの雑味や軽やかさがあり、余韻も短めで飲みやすい。
- 加飯酒: 若い年数でも色が濃く、お米の甘みやコクがしっかり味わえる。
- 10年もの: 醤油のような独特で強い熟成香と、重厚で長い余韻を楽しめる。
自分の好み(甘めが好き、雑味がある方が好きなど)を知る上でも、手頃な価格で一気に比較できるこの4本セットは非常に満足度の高い買い物でした。
紹興酒選びで迷っている方や、「年数でどう味が変わるの?」と気になっている方は、ぜひ飲み比べを試してご自身の「推しの一本」を見つけてみてください!



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